商品案内
- 舗装用タイル(施工方法)
- 舗装用ブロック(施工方法)
- 壁部材(施工方法)
壁部材 施工方法
改良圧着張り
圧着張りの張付けモルタルがオープンタイムの影響を受けやすく、接着不良につながる点を改良した工法である。下地をつくり、張付けモルタルを下地側に塗り付けるまでは同じであるが、さらにタイル側にも張付けモルタルを塗り付けた後、壁面にたたき込みながら張付ける工法である。タイル裏面にもモルタルを塗るため、下地側のモルタルがある程度硬くなっていても、タイルとモルタルのなじみが良い。圧着張りと改良積上げ張りの両方の長所を生かした、きわめて安全性の高い工法である。下地モルタルは圧着張りと同じく、2回塗り、木ごて押えとする。
密着張り
下地面に張付けモルタルを塗り付け、タイル張り用振動工具でタイルをモルタル中に埋め込むようにして張付け、さらに目地部分に盛り上がったモルタルを目地ごてで押えて、目地も同時に仕上げてしまう工法である。施工能率も良く、オープンタイムによる影響も、圧着張りに比べ小さいため、現在では外装タイルの施工に最も多く用いられている。反面、張付けモルタルの塗り厚が不足したり、タイル押えが不十分なときは極端な深目地となり、剥離の原因となる。目地深さがタイル厚の1/2に達しない場合は、目地の付け送りをするか、または後目地施工をする。下地は圧着張りと同様2度塗り、木ごて押えとする。